株式会社新潟放送(BSN)で「PiTENTRY2」を採用〜テレビ・ラジオ・インターネットのメディアミックスにより、コンテンツの訴求力アップ〜

BSNは、自社制作番組の強化と開発を目的に、BSNテレビ夕方のベルト番組「イブニング王国!」のうち、金曜日の放送分を2008年4月4日からテレビ・ラジオ同時生放送とする。

BSNでは、これまでもスポーツ番組などでラ・テ同時生放送を実施してきたが、レギュラーの情報生番組での同時放送は初めての試みとなる。

番組内で、リスナー・視聴者が、携帯電話・パソコン・ハガキを使って生放送中に豪華賞品が当たるダーツゲームに挑戦できる双方向視聴者参加コーナーを実施するが、この視聴者参加の仕組みに株式会社フィックス(代表:松本 唯史)の提供する視聴者参加システム「PiTENTRY2」が採用された。参加した視聴者の人数や、アンケート結果などをリアルタイムにグラフ化して、テレビ画面に表示し、テレビ・ラジオ・インターネットの3つのメディアを融合した形で、コンテンツ訴求力のアップを図りたいとしている。

BSNでは、昨年度この「PiTENTRY2」を使用したトライアル放送を二度にわたって実施しその有用性を検証、今年1月に行ったトライアル放送時にはのべ1万5000名※を超える視聴者の参加を得るなどして、今回の正式採用となった。これは、デジタル化へのさらなる対応と、ワンセグの規制緩和など将来を見据えたものとしている。このシステムを使用する双方向視聴者参加コーナーは、月〜金のすべての曜日で設ける。
※2008年1月7日から5日間のトライアル放送での実績。

なお、この「PiTENTRY2」を採用する「イブニング王国」は、放送時間が3月31日から、月曜〜木曜は午後3時55分スタート、そしてラ・テ同時生放送する金曜は、午後4時スタートに変更となる。

■「PiTENTRY 2 BML Edition」について

「PiTENTRY2 BML Edition」は、フィックスとメディアキャストが提供する視聴者参加型双方向番組の制作運用を支援するサービスで、ワンセグを含む地上デジタルテレビ放送において、クイズ番組をはじめとする、アンケート、投票ランキング、プレゼント応募などの視聴者参加型双方向番組を、低コストで、短期間に実施可能にする放送局向けのASPサービスです。
最近の視聴者参加型番組では、従来のハガキや電話、FAXで受け付ける方法から、インターネット(ウェブ、携帯電話)やデータ放送(固定受信、ワンセグ)による受付方法が主流となってきていることから、放送局では各受付メディアに対応したサイトや運用システムを構築することが課題とされています。
「PiTENTRY2 BML Edition」は、ASP方式で提供されるため、放送局はサイトや運用システムへの設備投資を必要とせずに容易に視聴者参加型番組の制作運用が可能となります。また、現在のデジタル放送は、地上デジタル放送受信機の普及が未だ途中段階であることと、2011年のアナログ波の停波までは、視聴者に対してアナログおよびデジタルの両放送を同時に提供する必要があります。(サイマル放送)
「PiTENTRY2 BML Edition」を利用することで、放送局は、アナログ放送から地上デジタル放送まで、低コストで一環した双方向放送サービスを提供することが可能となります。

PiTENTRY2 BML Edition 紹介サイト:http://www.cr-fix.co.jp/im/pitentry2.html

■株式会社フィックスについて   http://www.cr-fix.co.jp/

1988年、TVCM、番組制作会社として設立。
1996年、放送と通信の融合の時代を見据えInterMedia事業部設立。
2001年には双方向番組支援システム「PiTENTRY」を開発、全国の放送局で採用がはじまる。
2006年、株式会社メディアキャストと共同で地上デジタル放送に対応した「PiTENTRY 2 BML Edition」をリリース。映像制作のノウハウ、放送の現場を熟知したシステム開発会社としてデジタル放送時代のコンテンツ戦略を支援します。
2007年、株式会社KDDI研究所が開発した「順次受付型アクセス集中緩和システム」を「PiTENTRY 2 BML Edition」に輻輳制御システムとして採用。

製品名(PiTENTRY)は、株式会社フィックスの登録商標です。

On 2008年04月02日, posted in: ニュースリリース by